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WorkStyle どう生きたいかが重要だ

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社会に出て働くとはどういうことだろうか?今のアルバイトで収入を得ることと何が違うのだろうか?学生時代にふと思った疑問が、ここのところよく思い出されます。社会に出てから、就職氷河期、さとり世代、ゆとり世代、ミレニアル世代、Z世代と、もう5つもカテゴライズされてきたことに驚くとともに、1日は24時間で変わらないはずなのに、1日の作業密度はあがり、その作業に追われることがどんどん増えてきたように思えます。

目次

働くとは何なのか

そんな現代において、働くということは何なのか?真剣に考えるようになったのが、2018年にジョインした、とあるロボットスタートアップ企業です。会社も新しくできたばかり、プロダクトを作る、業務を作る、仕事環境を作る、全てがナイナイづくしの環境で、0から作り上げていく経験は大きな転換期でした。

その会社にジョインするまでは、いわゆる上司からあてがわれる仕事をソツなくこなしていくことで報酬が得られる。仕事に対して好きだ、嫌いだ、やりたい、やりたくない。といった感情よりも、今の仕事内容で報酬をいかに多く得られるのか?休日はどうやれば仕事の一切を忘れて楽しむことができるのだろう?そんなことばかりを考えていました。何も考察せず、気がつくとすぐに1年がすぐに経っている。ビジネスについて興味があるが今一歩踏み出せない。何だかわからないがモヤモヤしている。そんな日々を過ごしていたように思います。

学生時代の体験とのギャップ

思えば、学生時代は毎日が新鮮な感情であふれていたように思います。ちょっとしたことで友人と笑いあったり、怒りあったり、くだらないことで真剣になって、一体感を持ったり。学生時代に経験した、何ともいえないワクワクした気持ちを今一度経験したい。その気持ちは働く上で大切なはずだと。少し自分に素直になりたいという思いもあり、環境変え、今まで見たことのない世界に飛び込みました。

さて、そのロボットスタートアップ企業ですが、入社初日から衝撃的でした。約束の時間に出社してもオフィスに誰もいない、フラット組織で所属も無い。貸与されたPCのセットアップはご自由にどうぞ。もちろん、仕事内容、ミッションについても、〇〇年〇〇月にローンチするから、良い感じで作ってね。というところです。当然、福利厚生も労務管理も最低限のものだけです。

ギャップから納得へ

はじめは面食らいました。この働き方で果たしてしっかりやっていけるのだろうかと。環境が大きく変わることのストレスというのは大きいものです。この時、自分が思っている以上に大きなストレスが加わり、少しだけ体調に変化があったのも事実です。この時、環境が変わる際のストレスというのは今までの習慣とのギャップから生じるもの。あらゆる新しいことを疑問を持たずにまずは受け入れてみることを心がけました。

そういった状況を続ける中、ある時納得がいったのです。本来の働くって、こういうことなんじゃないかと。本来の働くって、何かを生み出すこと。その生み出すことに対して一生懸命になることなんじゃないかと。この会社では、全てが0から生み出すことを求められるので極端な話ではありますが、毎日継続している仕事に関しても少しずつ変えていくことで生み出せることがあるのです。そしてその生み出した結果がどのようにして社会へ影響を与えることができるのか。というのはとても興味深いですし、これこそ働くことに対する対価なのだと。

働くではなく使命

心から納得できた時、その会社での自分の使命を認識しました。ふと周りを見ると、皆それぞれ使命を持って働いているのを理解し、受け入れることができた気がします。あらためて、原点に戻り、ただ一つの目的を達成するために脳から汗が出るほど考え、行動し、結果を出すことができたのだと思います。そういった目的の中では、正社員も契約社員もアルバイトも業務委託も、その時々の人生の状況でフィットした働き方を選べば良いのだということを思うようになりました。

興味深いのが、マーケティングプランナーやクリエイター、エンジニア、心理学者、ファウンダーなど多様なバックグラウンドを持った仲間に囲まれていたことでもあります。彼らは良いプロダクトを生み出すこと、自分のライフスタイルを貫くことを最も大事にしていて、その上で働き方を選択しているんです。正社員で入社された方も業務委託に移る方もいました。でも生み出す価値や、アウトプットは変わりません。姿を見ないと思ったら1ヶ月ほど気持ちのおむくままに旅行に出ていたり、アトリエにこもって作品を作っていたり。

どう生きたいかが中心だ

こういった自分のライフ、成し遂げたいことを中心に、働く環境、友人との関係を構築していく彼らは私にとって、最先端の働き方だと思いました。残業するとかしないとか、昇給が。とか関係ない世界なんです。いかに良いアウトプットを出すか。自分自身がそこに満足を置けるのか。

コロナ禍の今、多様な働き方について議論されることが多いですが、あらためて働くを考えた時、自分の人生を「どう生きたいか」、「何を大切にしたいか」を中心に働くを上手にコーディネートすることが一つの回答だと思います。そして「どう生きたいか」、「何を大切にしたいか」は、生きていく上で常に変化するものです。その変化を素直に受け入れて、多様な働き方を活用するのが今最も良い、人生体験を作り上げるものだと感じています。

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