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【うさぎの自由帳】身近な友達と〈共通の悩み〉を持たないということ その1

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こんにちは!うさぴょんです!

 本日、2021年2月2日、緊急事態宣言が3月7日まで延長という速報が流れました。緊迫した状況が続いておりますが、みなさま、お元気でいらっしゃいますでしょうか?

 うさぴょんも、流石に少し疲れて参りまして、なんだか少しばかり気持ちがどんよりしたりしております。こんな時は好きな漫画を・・と、やたらと漫画の蔵書が増えております。ひょっとしたら、この疲れは漫画を夜遅くまで読みふけり過ぎてのものかもしれません。(笑)

 さて、今回の「きょうだい」の話は「きょうだい児」の抱える「悩み」についてに致しましょうか?

 気になるところだと思うのですよね。自分のお子さんが健康だというのに、一体どんな悩みを抱えているというのか?確かに、少々ほったらかし気味にしてはしまっているけれど、親として愛情は十分に持っているつもりだし、さほど貧しい暮らしもさせていないつもりだし、本人は至って健康に恵まれて「普通の学校」に通えている訳だし、そもそも悩みなんて誰しももっていて当然のものだし、なのになのに、「きょうだい児」特有の悩みって一体何よ?!と…

これにつきましては、きょうだい児の年齢や家族構成、家族の病気や障がいの種類や程度、きょうだい児自身の性格、その他もろもろ色々な要素が絡んでくる問題ですので、一概に「こういった悩みを持ちます!」と一般化は出来ないのですけれども…

(それは病気や障がいのお子さんをお持ちの親御さんとて同じことですよね?同じ「親」の立場だからと言って、皆が皆、「同じ悩み」を持っている訳ではありませんよね?「悩み」は通常の親よりもどうにも多めだよ..ということは確信できても、、。)

 ただ、筆頭に挙げられる「きょうだい児」の悩みは、まず

「自分の抱えている悩みを、身近な友達と<共通の悩み>として共感しあえない<特殊な悩み>を抱えやすい」

という点は共通してあるかと思われます。

 例えば、私、うさぴょんの友達に、知的障がいと自閉症と思われる障がいを持つお兄様がいらっしゃる人がいるのですけれども、彼女の誰にも話せなかったかつての小学生か中学生頃の悩みとしましては、「家に仲良くなった友人を招くことが出来ない」というものだったそうです。

 ちなみに、私、うさぴょんは、家に友達、招きたい放題でした。重度脳性麻痺の弟はおりましたが、私の頭のネジがちょっと一本外れているのが幸いしてか、(いえいえ、冗談ですよ!冗談です。(笑))、親も友達呼んできていいわよ、と言いますか、わざわざ言わなくても呼んで来ていい雰囲気は幼い頃からありましたので、よく友達は家に呼んでおりました。ですから、やはり同じ「きょうだい児」といっても抱えている悩みが違うワケです。

 「友達を家に呼べなかった」友人の「呼べない理由」は、知的に障がいのあるお兄様が人とうまくコミュニケーションをはかることが出来ず、またどういった行動をとるか分かったものではないから、ということからでした。

 友人は、私とは性格が違いまして、仲良くなればまぁまぁよく喋る子なんですけれど、普段はどちらかというとおとなしめな感じの子でして、強く物事を主張したり、そういったことはほぼしない感じの、控えめなタイプの性格なんですね。

 ですから、誰にも言わないまま、黙って「友達は自宅に呼ばない」としていたそうなんですけれど、ある時、そのおとなしい彼女に、とても仲のいい友人が出来たそうなんです。

 ある日、彼女は、思い切って、その仲良くなった友人を家に招いたそうです。来て欲しかったのでしょうね。分かります。こどもの頃って特にそうですよね。仲良しには、自分の家に来て欲しい。自分の部屋に来て欲しい。一緒に、自分の家でおもちゃで遊んだり、自分の気に入っている物を見せたり、何より自分の部屋で友達と過ごしたい、そんな思いを自然と持っているじゃないですか..

 友人を家に呼ぶのは初めての経験で、彼女は友人に来て貰う時に、相当ドキドキしていたそうです。いろいろな意味で..

 そして、自分の部屋に友達を招いて遊び始めていた時、部屋にお兄様が入っていらしたそうです。そして、おもむろに、彼女の友人に近寄ると、友人の頭の毛を掴んで、ひっぱり、ぐちゃぐちゃにしてしまったそうです。

 友人は、泣いて、部屋から飛び出し、走って、帰っていってしまったそうです。

 私の友人は、呆然と、ただもう呆然とし、、、

 そして、また、二度と自宅に自分の友達を呼ぶことはしなかったそうです。

 そんなことがあったと私に話してくれたのも、そういうお兄様がいらっしゃると話したのも、私が初めてだ、と話していました。その時、彼女は19歳でした。ですから、たった一度だけこども時代に自宅に友達を呼び、傷つき、その傷ついた想いさえ誰にも話せないまま、19歳になっていたんです。

 19年間で、自分の家に、友達を呼べたのがたった1回なんですよ。

 彼女は、見た目とてもおとなしそうなので、ただ自宅に友達を招いたことがない、と話したら、彼女個人のパーソナリティが「おとなしいから」とか、「誘えない性格だから」とか、思われがちだと思うのですよね。でも、実際は、そういう理由からではない。誰にも話せない、話しても解決にならない、<気軽に共感しあえない>「特殊な悩み」を抱えているんです。

 私、うさぴょんが自宅に友達を呼ぶことが出来たのは、弟の障がいが重度過ぎて、「赤ちゃんのようにただ寝ているだけの状態」でいたことが大きいかと思います。よだれを垂らしてアーアー大声で言っている(しかも年齢相応に大きくなった体で。)という特異な点はあれど、他害をしようもない全身麻痺がありますから。それで、多分、呼べたところは大きかったと思いますね。

 ただ、これもこどもの性格にもよって、のところがあり、私のように頭のネジが一本外れているタイプ(冗談です。冗談。)でなく、繊細で、人からの視線が気になるタイプのお子さんだと呼ぶのはやはりしんどかったかもしれないですね。

 書いていて思い出しましたが、そういえば、私の記憶にある限り、姉は友達を家に呼んできませんでした。東京の品川に住んでいた頃、姉がまだ小学校低学年で、弟が本当にまだ抱っこして連れて歩ける赤ちゃんだった頃は、姉の友人が家によく遊びに来ていまして、みんなで積み木をしたり、そうやって遊んでいる様子が写真にも残っていますけれど、引っ越して、姉の年齢が上がってきてから、姉は自分の友人を家に呼びませんでしたね。

 姉は友達がいなかった訳はなく、私以上に友達がいたタイプだと思うので、なにか思うところがあって家に友達を呼ばなかったのかもしれません。私と姉は、性格がまた違いますので。

 だんだん筆が乗って参りました。この「きょうだい児」の「身近な友達と<共通の悩み>を持たない<悩み>」については、まだまだ話したいことが沢山あります~!そして、今回の話もまだ話途中と言いますか、話しの続きがまだまだあります~!!

 ですが、どうやら長くなり過ぎているようですね。長文は疲れちゃいますから。(汗)

私、お喋りなので、もう乗ってくると、延々と喋ってしまうので、気を付けないと止まらないんですよね。(笑)

 そういう訳で、話し足りない気持ちを抱えつつも、今回はここまでとさせて頂きます。続きは次回ということで。笑

 うん、今回は<その1>ですね!とりあえず、どこまでこの話しが続くか分からないので、前編とかではなく、<その1>にしておきたいと思います。笑

 今日は124年ぶりの2月2日の節分の日だそうですね。なぜ2月2日が節分となっているのか?分からない時の強い味方、グーグル先生に尋ねてみると、ウエザーニュース先生を紹介してくれました。ウエザーニュース先生のご説明によると、「立春の前日のみを節分と呼ぶ」ということが鍵になっている様子です。ご興味ある方は、ウエザーニュース先生や解説されておられる他の先生のページをどうぞご覧下さいませ。(笑)(うん?ナニナニ、2021年からしばらくは4年ごとに2月2日が節分になるみたいですよ!不思議ですね~。)

 2月はまだまだ寒さまっさかりですし、緊急事態宣言は続いているし、食べに行くことも人に会うことも制限されっぱなしだし、なんだかこれで気落ちしないようにと言われる方が無理なような気が致しますが、、、。3月に入りましたら、暖かくもなってくるでしょうし、日も長くなって散歩するのもより快適になってくるでしょうし、皆で頑張れば、きっと3月には緊急事態宣言も解除されることでしょうから、「夜明け前が一番暗い」の言葉を信じて、希望を捨てずに頑張って参りましょう!

 ではまた、ごきげんよう!

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