今回ご紹介するのは、「知らないと損するアニメの雑学」です。アニメといえば日本が世界の発信者。アニメ「anime」はanimationからとった和製英語ですが、いまでは主に日本のアニメを指す単語として世界中で使われています。そんな日本のアニメに関する雑学はどれもつい唸るようなものばかり。是非知っておきましょう。
アニメの雑学① 世界におけるドラゴンボールの驚きの人気振り
アニメの雑学を語る上で欠かせないのが、国民的大人気の「ドラゴンボール(Z)1984年~1995年」ではないでしょうか。欧米ではアニメ=子供が見るテレビという認識でしたが、ドラゴンボールは中高生から大人にも人気を博すことに。無印のドラゴンボールはフランスでは87.5%の視聴率を記録。2019年には鳥山明氏がフランス芸術文化勲章を受章。
また、この人気は日本アニメの視聴率が高いフランスやスペインのみではありません。アメリカでは大手子供専用チャンネル「ニックトゥーン」にて「ドラゴンボール改」が9~14歳層、12~17歳層にて歴代最高の視聴率を打ち立てました。また、映画「ドラゴンボール超ブロリー(2018年)」はアメリカではデイリーで日本映画初の1位を獲得。また、南米ではメキシコ、コロンビア、アルゼンチン、ウルグアイ、チリにて週末ランキング1位を獲得。「どうせ一部のオタクだけに人気があるんでしょ」と考えていたら大間違い。日本が世界に誇れるアニメです。
アニメの雑学② ポケモンの中でもピカチュウは〇〇
ゲームソフト及びアニメといったメディアミックス作品ともなっている「ポケットモンスター(ポケモン)」。あらゆるメディアの総収益を表す「世界メディアミックス総収益ランキング」では、ポケモンは堂々の世界1位。Disneyの人気シリーズでもあるミッキーマウスやくまのプーさんよりも上というから驚きです。さらに2016年にスマホ用アプリで配信された「ポケモンGO」は、なんと世界150か国にて配信。世界の国は195か国なので、ほとんどの国で配信されていることとなります。
そのポケモンに登場するポケットモンスターたちは、実は各国各々モンスターの名前は異なります。しかし、メインとなる「ピカチュウ」だけは、世界共通して「ピカチュウ(Pikachu)」と呼ぶのです。
宮崎駿の最初の長編監督はジブリではなく「カリオストロの城」
宮崎駿氏といえば、魔女の宅急便やとなりのトトロ、もののけ姫といった人気作品を輩出するスタジオジブリ。そのスタジオジブリのはじまりは、ご存知の通り「風の谷のナウシカ(1984年)」。しかし、これはあくまでもスタジオジブリにおける最初の作品というもので、宮崎駿氏にとっての最初の長編監督は別の作品となります。
それが、ルパン三世の中でも屈指の人気を誇る「カリオストロの城」。同作品は1979年に公開されたルパン三世の2作目となる長編映画となり、そして宮崎駿氏による最初の映画監督作品となります。
アニメの深い雑学は知れば知るほど面白い
上記で紹介したアニメは、いずれも20年以上の年月を経ても色褪せることなく、幅広い年代層に知られています。自分の子供との会話にも使える雑学ですので、今回ご案内したアニメ雑学を披露したら、「お父さんすごい!」と株も上がるかもしれませんよ。