洋服好き、ファッション好きの人ならば、一度は考えるであろう「自分でお店経営」。実店舗を持つと、店舗を借りたり人を雇ったりとハードルが高いですが、ECサイトであれば最小限の初期費用で商売を始めることができます。そこで、今回は未経験者がアパレルのECサイトを成功させるためのポイントをご紹介します。
![コンセプト(専門性)を強く持つ](https://hsugita.net/wp-content/uploads/2020/12/12-1-1024x682.jpg)
まず、アパレルのECサイトをはじめるにあたって、必ず決めておかなければならないのが、商品のコンセプトです。エスニックファッション、ロリータファッション、韓流ファッションなど数多くのジャンルがありますが、あれもこれもいいとこどりをして、専門性が失われたサイトには誰も来ません。1つのジャンルにこだわったECサイトは総合サイトよりは需要は落ちますが、「韓国の最新ファッションを買うならこのサイト!」と消費者に印象を深く植え付けることができます。
![商品点数の代わりにオリジナリティを強調する](https://hsugita.net/wp-content/uploads/2020/12/indoor-shot-of-beautiful-woman-with-gentle-smile-standing-near-variety-of-clothes-being-shopaholic-buying-garment-online-using-smart-phone-and-credit-card-people-shopping-clothes-concept-1024x682.jpg)
個人でアパレルを経営する場合、どうしてもネックとなるのが商品点数の少なさです。サイズ、色違いも合わせて数千の在庫を抱えるのは個人経営者にとってはかなりのリスキーです。そこで考えてほしいのが、商品点数が少ない代わりに、それを補うECサイトのオリジナリティです。
例えば
「商品はすべて韓国まで買い付けているので、常に最新の服を取り揃えています」
「他では売っていない、職人手作りのオリジナルデザインのエスニック服を販売しています」
他にも後払いシステムや「2着買ったら1着無料」といったオリジナルのサービスを提供することができれば、リピーターの増加やTwitterで話題になる確率も高くなります。
![SEO対策とデジタルマーケティングをしっかりと講じる](https://hsugita.net/wp-content/uploads/2020/12/magnifying-glass-with-seo-concepts-1024x682.jpg)
どのアパレルショップもSEO対策はしっかりとやっているので、ブログを付けたり、正しいHTML文法での構成、タグ付けといった最低限の対策は怠らないようにしましょう。
また、Facebook、Twitter、InstagramといったSNSを駆使したデジタルマーケティングも必ずやりたいところ。業者に依頼すると月額で数十万とかかってしまいますが、個人でも十分更新はできるはずです。見せ方やハッシュタグの使い方などはGoogleで検索すればいくらでも無料で調べることができます。大切なのは、しっかりと毎日更新することです。
![競争が激しいアパレルECサイト。楽天などのモールに出店するのもおすすめ](https://hsugita.net/wp-content/uploads/2020/12/3d-online-shopping-web-page-concept-online-store-3d-rendering-1024x682.jpg)
ご存知の通り、アパレルECサイトは驚くくらいたくさんの数があります。キーワードにもよりますが、大手の既存サイトを勝ち抜いてGoogleの検索順位で1ページ目を獲得するのは至難の業。もし予算に少し余裕があるならば、楽天などのモールに出店するのもおすすめ。その場合は初期投資できる費用を具体的に決めて、月々の経費を算出するようにしましょう。