日々身の回りの衛生状態には気を配らないといけません。
特に夏場やウィルスの流行る時期は尚のことです。
しかし外の菌に気を使って家の中が疎かになっている事がよくあります。
花王の調査では菌は気になっていても実際に対策をしている人は少ないそうです。
では、どんな場所に菌が多くどのような対策をしなければならないのかをご紹介します。
キッチン、実は細菌や雑菌にフォーカスしてみると、トイレよりも汚いんです。
その中でも最も雑菌が多いのは「スポンジ」でした。テレビ番組の特ダネによると8400万個の菌が潜んでいるという結果が明らかになりました。
その雑菌レベルは便座の20万倍とも言われています。まな板にも便座の200倍もの菌が、水道の蛇口には便座の40倍の細菌が繁殖しています。
他にも台ふきんやキッチンの排水溝などは菌が繁殖しやすく、様々な場所に菌が潜んでいます。対策は以下をご覧ください。
スポンジ:油分をしっかり落とし水で薄めた台所用漂白剤につける、レンジで2分温めるなど
蛇口やシンク:大量の水で流す
肉や魚を切った包丁:60度以上のお湯をかける
排水溝:塩素系台所用洗剤をキャップ1杯程度まわし入れる
全てに共通してよく乾かす事が大切!
スマホはトイレに持ち込まれたり、手や顔の皮脂に触れるため実はとても汚くそれはトイレの10倍以上と言われています。
清潔に保つためには液晶用ウェットシートや専用液体クリーナーも活用することをお勧めします。
熱を帯びやすいパソコンは、手の皮脂とも相まって増殖しやすい場所となっています。
トイレの5倍もの菌がいると言われており、こまめにクリーニング用のスプレーで掃除をすると良いでしょう。
皮膚細胞の死骸やチリ、ダニのフンなど、マットレスは実はとっても汚くなりやすくそれらの重さは10年で2倍になると言われています。
殺菌作用の高い専用商品を用いたり、通気性をよくし、その他寝具を清潔に保つ事で清潔に保つ事ができます。
足の裏の細菌がついたり、食べかす、ペットの毛、ダニやホコリでその汚さはトイレの4000倍にもなると言います。
それらの菌は足に付着して様々な場所に運ばれてしまいますから、専用の洗剤なども用いながら清潔になるようこまめな掃除を心がけましょう。
以上のように、家の中でも菌が多く繁殖しやすい場所は沢山あります。
お外の菌やウィルスにももちろん気をつけなければなりませんが、家の中にも菌は沢山潜んでいるので清潔に保てるようにしたいものですね。