季節の変わり目や疲れた時なんかには喉を痛めて声を枯らしてしまう時ってありますよね。
しかし、声が自然に治るのなんて待ってられない事が多いですし、そもそも早く治るのに越したことはありません。
ではどうしたら早く治るのでしょうか。
・はちみつ、大根、しょうが、黒豆、ごぼう、ねぎ、梨などが喉の炎症を抑えるなど良い効果が見込める食品です。
また、のどに負担を掛けずに食べられるお粥、うどん、茶碗蒸し、プリン、紅茶、緑茶、ココア等がもおすすめです。
・のど飴では殺菌作用が期待できる蜂蜜系のもの、ヒリヒリするときはメンソール、ハッカ系のものが良いです。(筆者は龍角散が一番効くような気がします。)
・紅茶やハーブティーは喉にいいのでプラスではちみつを入れて飲まれると相乗効果で喉に良いです。
・ツボを押すのも声枯れに効きます。以下の2つのツボを秒程度優しく押して話すのを繰り返すと良いです。
「天突」→左右の鎖骨を結ぶ中心部のくぼみにあるツボ。
「雲門」→鎖骨下縁を肩関節方向に向けて指を移動していき止まるくぼみにあるツボ。鎖骨と肩の骨が合わさる部分にある。
・湿度にも注意が必要です。乾燥も喉を痛め声を枯らす原因になりますから、湿度は60%程度に保つと良いでしょう。
・喉を温めるのも大切です。喉は冷やすと声枯れ時にはよくないので、スカーフを巻くなどして、喉を暖めると良いです。
・水蒸気を吸う。桶などにお湯をはったりするなどして水蒸気を吸うと喉を潤したり、暖めたりする効果が期待でき治りが早くなります。
・規則正しい生活をする。生活が乱れるともちろん治りも遅くなり、さらに悪化してしまうこともあります。声はあまり出さず安静にしましょう。
漢方でも声枯れは治す事ができます。
以下の2つが効果があります。
桔梗湯(キキョウトウ)
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
声枯れで病院なんて大げさと思う方もいらっしゃいますが4〜5日続くと扁桃炎・咽頭炎の可能性もあり、熱が出て辛い思いをすることもあるので、早く治したい、長引きすぎている、と感じた方は病院に行くと良いでしょう。
その場合受診するのは耳鼻咽喉科か内科です。
以上が声枯れを早く治す方法です。
悪化してしまうと病気に発展してしまう事もあるので早いうちから手を打ってしっかり予防して治していきましょう。