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【驚愕の雑学】軍事目的で作られたもので生活は支えられている!

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みなさんが普段から使っているものの中に、軍事目的で作られたものがあることを知っていますか?何気なく使っているものが、戦争で勝つために開発されたと考えるとかなり驚きですよね。しかもそれがなければ、現在の日常生活は成り立たないと言っても過言ではありません。

そこで今回は知って驚く、生活の中に隠れている軍事の雑学についてご紹介します。

目次

自動ドアにはミサイルの技術が使われている

毎日のように利用している自動ドア。実は人間を感知するシステムには、ミサイルの技術が使われているのをご存知ですか?ミサイルと聞くと物騒なイメージですが、爆弾の技術を使っているわけではありません。

今では赤外線センサーで開くのが当たり前ですが、以前は人の重さを感じてドアが開く「足踏みマット式」が一般的でした。しかし誤作動や故障が多かったり、体重が軽い人だと反応しないなどの不具合があったと言われています。そこで滋賀県に本社のあるオプテックスが目を付けたのが、ミサイル技術の赤外線でした。

元々はミサイルを誘導するために作られた軍事技術で、日常生活とはかけ離れたものでした。この開発により誤作動や故障が少なくなり、わずか3年で世界のトップシェアを誇る商品となりました。現在では赤外線センサーの自動ドアが当たり前になり、日常生活に欠かせないものですね。

ティッシュはガスマスクのフィルターだった

ティッシュも毎日の生活に欠かせない日用品の1つですね。しかしこちらも軍事目的で作られたもので、第一次世界大戦の時に開発されたと言われています。戦争中に負傷した兵士を手当てするために必要だった脱脂綿が不足し、その代わりとしてアメリカで開発されました。

その後はガスマスクのフィルターとしても使われるようになりました。第一次世界大戦ではドイツ軍が毒ガス兵器を使用し始めた時期で、その対策としてティッシュが必要だったのです。毒を吸収し、空気をろ過してきれいにすることができるため、大量に生産されることとなりました。

しかし戦争が終わるとティッシュは大量に余ってしまい、化粧落としとして販売するようになりました。当時の女性はハンカチなどで化粧を落としていたので、手間がかかり衛生的にも不安でした。そこで登場したティッシュは大好評となり、現在でも多くの人に使われています。ちなみにポケットティッシュは日本でできたもので、みずほ銀行粗品として配ったのが始まりだと言われています。

缶詰は遠征のためにナポレオンが開発させた

保存食として重宝される缶詰。買っておくとおかずが1品増え、いざという時に便利なので常に家に置いているという人も多いでしょう。しかし缶詰も戦争のために作られたもので、今から200年以上も前にフランスのナポレオンが開発されたものです。海外遠征で長期に渡って海外に行く時、おいしくて栄養のあるものを保存しておける方法を募集しました。

その時にガラス瓶に詰めてコルクで栓をし、加熱消毒する瓶詰めが開発されました。これが瓶詰めの始まりなのですが、ガラス瓶は持ち運ぶのには重く、さらに割れやすいという欠点がありました。これを改善するために、今度はイギリスで金属製の缶詰が開発されたのです。

また今ではプラトップや缶切りなどで簡単に開けられますが、缶詰ができてから50年ほどは開ける道具がなかったそうです。そのため兵士たちはナイフやハンマーを使って上げていたのだとか。現在の生活がどれほど楽になったのか、とてもわかるエピソードですね。

ラップは弾薬を湿気から守るためにつくられた

どの家庭にも1本はあるラップ。保存する時にもレンジで温めるのにも欠かせませんが、元々は軍事目的で作られたものです。1940年代の太平洋戦争中、アメリカ軍はフィリピンなどに派遣されましたが、高温多湿の気候に悩まされていたそうです。そこで弾薬を湿気から守るために開発されたのが、ラップでした。

それだけではなく靴の中に敷いて水虫を防いだり、体に巻いて蚊から身を守る役割もありました。ジャングルの中では蚊に刺されるとマラリアに感染する可能性があり、ちゃんとした治療を受けないと死亡する危険もありました。ラップ武器だけでなく、兵士を守るためにも活躍したのですね。しかし戦争が終わると、使い道がほとんどなくなってしまいました。

そんな時ラップの開発をしていた会社の2人の職長夫人が、ラップに包んだレタスをピクニックに持っていったら大好評!すぐに日用品として売られることとなりました。その2人の夫人の名前がサラさんとアンさんだったことから、「サランラップ」と名付けられたそうです。その後1960年から、日本でもラップが発売されるようになりました。

ランドセルは将兵のバッグだった

小学生の必需品として、誰もが使っていたランドセル。日本で広まったのは、大正天皇が入学する時に伊藤博文がお祝いとして献上したことがきっかけと言われています。その時に贈ったのが革製の箱型カバンで、だんだんと富裕層に浸透していき、現在では小学生はランドセルを背負うという習慣がつきました。

小学生が使用する前は、元々は将兵がバッグとして使っていました。江戸時代末期、鎖国中の日本は唯一オランダと交易があり、その時に西洋式の軍隊方式が持ち込まれました。背嚢と呼ばれ、陸軍が背負って行動しやすいような構造になっています。ランドセルの横にはフックが付いていますが、軍隊では手榴弾を下げておいたのだとか。

ランドセルの語源はオランダ語の「ランセル」で、それがなまって「ランドセル」になったと言われています。戦前からランドセルは一般家庭でも購入できる程度の価格でしたが、全国的に広まったのは昭和30年ごろ。軍用として作られたものが、現在では小学生だけではなく海外セレブの間でも人気となっています。

軍事目的だからと言って悪いものばかりではない

いかがでしたか?今回は軍事目的で作られたものにより、生活が支えられているという雑学を5つご紹介しました。どれも一度は使ったことがあるもので、意外に思った方も多いのではないでしょうか。

軍事目的で作られたと聞くと戦争を連想させ、あまりいいイメージはありませんが、全てが悪いものというわけではありません。一見物騒なように思えますが、そのような製品のおかげで私たちの生活は支えられているのです。

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