市場調査の統計データによると、ほぼ半数のお母さんは母乳と粉ミルク、もしくは粉ミルクのみで赤ちゃんを育てているようです。そんなお母さんの中には「赤ちゃんの体重が増えない」、「粉ミルクを飲まない」という悩みを抱えている方も多いです。今回はそんな方におすすめする国内&海外メーカーの粉ミルクの選ぶポイントをご紹介します。
国内メーカーにこだわるよりも、場合によっては海外メーカーに切り替えた方がいいこともあります。
粉ミルクはその国の赤ちゃんの平均体重と栄養バランスを考慮している
まず前提として覚えておきたいのが、粉ミルクはメーカーの母国の赤ちゃんの体重や栄養バランスを考慮して開発されているということです。日本の粉ミルクメーカーとしては和光堂や森永、明治などが定番ですが、これらのメーカーは日本人の赤ちゃんの平均体重と栄養を考慮して研究開発されています。
そのため、多くのお母さんは「日本人の赤ちゃんだから日本のメーカーが最適」と考えますし、それは間違ってはいません。しかし、「ミルクを飲んでいても一向に体重が増えない」、「赤ちゃんがミルクをなぜか嫌がる」という場合は、考えを切り替える必要があるかもしれません。
海外(欧米)の粉ミルクの特徴
海外(欧米)の粉ミルクに目を向けてみると、品質が日本と同等に高いと評判があるのはアメリカ、オーストラリア、ドイツの3か国。いずれも日本メーカーよりも値段が高いので、なかなか尻込みしてしまうかもしれませんね。ただし、海外の粉ミルクは成分表を見てみるとわかるように、日本メーカーの粉ミルクよりも大分高い栄養価が含有しています。また、味わいも日本メーカーと比べると濃厚なので、体重が増えない、ミルクを飲まないと悩んでいるご家庭にとっては、救世主的存在となるかもしれませんよ。
海外の粉ミルクを買う場合の注意点
海外の粉ミルクを買う場合は、栄養過多にならならいように、赤ちゃんの体重に配慮すること。また、海外の粉ミルクは輸入品となるので、お店が品切れになることもあります。お店の人に仕入れの状況を訊ねてみたり、通販で買えるかどうかも確認しておくといいでしょう。
海外と国内の粉ミルクは使い分けもできる!
これはあまりおすすめしませんし、仮に併用したところで、おそらく赤ちゃんはあまり国産を飲みたがらないかもしれません。ただし、一時的な併用は可能です。例えば家では海外の粉ミルクを使い、外出時は国内産のキューブタイプや液体ミルクを使用する、といったことは十分可能です。いままで使っていた粉ミルクを変えるだけで、赤ちゃんの成長に対する悩みが一気に解決することもあります。是非試してみて下さい。