会社で行う朝礼、当番制などで自分の出番がまわってきたとき、焦ってしまいますよね?「明日なにを話せばいいんだろう?」そんなことを考えてしまうと気になって夜も眠れなくなってしまいます。
そこで今回は「朝礼で何を話す?困ったときの朝礼スピーチネタ5選!」を紹介します。
あらかじめテーマを決めておくことで、スピーチの内容も考えやすくなりますね。それではさっそく見ていきましょう!
スピーチネタ①ニュースになっていたことを話す!
一番メジャーなスピーチネタは、ニュースで実際に関心をもったことを感想を含めて話すことです。深く考えすぎずに自分自身が「へー!」と思ったことで構いません。
ニュースのネタはみんながタイムリーに知っていることなので、共感や関心を得やすいですよ。
しかし政治・選挙関連は個人の意見が分かれる内容なので、控えることがベストでしょう!
【例】
最近見たニュースなのですが、「大豆ミート」が流行っているらしいですね。私も実際食べてみたのですが、非常によくできていると感じました。
大豆ミートは低脂質・高タンパクなだけでなく、飼育代を抑えられるので非常に低コストなんだそうです。ゆくゆくは大豆ミートが主流になり、お肉はなかなか食べることができない高級品になるかもしれないですね。
スピーチネタ②最近の自分に起きたできごとを話す!
次にオススメなのは最近の自分に起きたできごとを話すことです。失敗談や起こった出来事に対して感じたことなど、なんでもOK!
しかしただ身に起こった出来事を淡々と話すだけだと、聞き手も退屈に感じてしまうので、「オチ」をつけるように意識すると良いでしょう!
【例】
先日の休日、洗濯物を回そうと思ったら水が出なかったんですよね。トイレの水も、風呂の水もでなくて慌てていたら、貯水の点検を行うための断水でした。
まだまだ時間がかかるとのことだったので、お風呂の残り湯を活用しつつなんとか乗り切りました。今回の断水は3時間程度でしたが、災害時は何日も断水になることが起こりえます。
防災意識を再度感じる経験となりました。
スピーチネタ③雑学や豆知識を話す!
自分が知っている雑学や豆知識を披露するのもひとつの方法です!日本人はみんな雑学や豆知識が大好きなので、退屈せずに聞いてもらうことができますね。
ただCMでやっている雑学や、みんなが当たり前に知っている豆知識を披露して「え?そんな雑学、みんな知っているよ・・・」とならないようにリサーチをしておくことをオススメします。ネットに掲載されている雑学は、みんなが知っている可能性があるのでネタ帳として書籍を購入しておくのも手ですよね。
【例】
みなさんコカコーラの「コカ」ってなにを意味するか知っていますか?実はコカインのコカだそうです。
昔コーラはコカインが入ったうつ病に効果のある薬として販売されていたんですよ。時代を超えてそれが、人気の炭酸飲料になったわけです。
しかしコカインがドラッグとされている今でも、名前を変えずに「コカコーラ」として販売されているのはどうしてなんでしょうか。もしかしたらこんな風に、雑学として注目されることを予期していたとしたら、すごい頭がいいですよね。
もちろん今のコーラにコカインは入っていないので安心してください。
スピーチネタ④自分の趣味について話す!
多趣味な人は自分の趣味について話をしましょう。ネタに困った人でもこれなら話しやすいですよね。
しかし一概に趣味と言っても、ギャンブルなどの好みが分かれるものは避けた方がよいでしょう。食べ歩き・ペットのこと・旅行のことなどは、関心度も高くオススメですよ。
【例】
私は食べ歩きが趣味なのですが、この前友人と一緒に横浜中華街にいってきました。横浜中華街といえば小籠包や、肉まんなどのグルメが有名ですが、この時期はスイーツもオススメです。
特にエッグタルトは何個でも食べられるほど、絶品です。みなさんも機会があれば、ぜひ食べてみてください。
スピーチネタ⑤家族や友人のできごとを話す!
家族や友人との間に起こった出来事も、立派なスピーチネタになります。
自分が面白いなと感じたこと、感心させられたことなど、日頃ネタとして覚えておくと良いでしょう!
【例】
私の母が先日、財布を落としました。どうやらスーパーで落としてしまったらしいです。気づいたのが家だったので、慌ててスーパーに戻りサービスカウンターで聞いたところ、母の財布がそのまま届いていました。
店員さんに聞くと、中学生くらいの男の子が届けてくれたとのこと。財布を落としたと聞いた時は慌てましたが、その男の子のおかげで心が温かくなりました。
朝礼スピーチで注意すべき点は?
ここまでスピーチネタとして5つのテーマを紹介しました。意外となんでもテーマになることが分かりましたよね?
しかし朝礼スピーチで、注意すべき点ももちろんあります。
次は注意しなければならない点について見ていきましょう!
スピーチを長く話しすぎない!
聞き手が退屈に感じてしまう最大の要因は「スピーチが長い」ことです。いつ終わるのか分からない話をひたすら聞くのは、うんざりしてしまいますよね?
朝礼のスピーチは1分、長くても3分ほどでおさめるようにしましょう。関心をもって聞いてもらうためには、ダラダラ話をせず簡潔的にまとめるのがいいですよ。
朝礼で練習しておけば、プレゼンやクロージング時も役に立ちますね!
要点は1つにまとめる!脱線はしない!
「あれも伝えたい、これも伝えたい!」と複数要点を用意してしまうと聞き手は混乱してしまいます。「で?何が言いたいの?」そんな状態になりかねません。要点は1つにまとめる方がよいでしょう。
また話が脱線しないように気をつけるべきです。
どうしても要点を複数伝えたい場合は、スピーチを始める前に「今日は3つ伝えたい項目があります。」と事前に申告しておくとよいでしょう。
性差をつけた発言は控える!
最近ではモラハラやセクハラが問題視されていますよね?スピーチで発言した何気ない一言が、問題視されてしまうケースも多々あります。
自爆を防ぐために性差をつけた発言は、控えるのがベストでしょう。
「女性はこうするものだ」「部下にこう言ってやりました」「妻が家事を手伝えといってきて困っている」など何気ない発言が命取りになります。女性・男性、上司・部下などをテーマにしたスピーチには注意が必要です。
まとめ
今回は「朝礼で何を話す?困ったときの朝礼スピーチネタ5選!」について紹介しました。
基本スピーチは、何でもテーマになります。日頃の出来事をネタとして記憶しておき、ストックすることがオススメです。
またスピーチをする際に注意すべき点も、ご紹介しました。話し手も聞き手も、気持ち良く朝礼を終えられるように工夫していくことが大切です。