新生活をはじめるに当たって、新婚夫婦におすすめしたい「最初に揃えるべき家電・電化製品」の選び方をご紹介します。新婚の新生活は何かと物入りで、つい完璧に揃えてしまいがちですが、その中でも優先順位と予算の配分は最低でも考えておいてほしいところです。
絶対に予算をかけるべきは「炊飯器」
炊飯器は実は家電・電化製品の中でも「予算をかけてほしい」ものの1つとなります。その理由は、
- 炊飯器は安物でもなかなか壊れない
- ご飯は毎日食べるものだから、おいしいご飯にこだわりたい
- 安物と高級ジャーは明らかにご飯の質が違う
ことが挙げられます。安物だと5000~8000円程度で買えますし、「子供ができたらもっといいやつ買おうか」となりがちですが、このような安物であっても、炊飯器は作りが単純のため滅多に壊れません。
また、数万円する高級炊飯器は圧力調整をすることができますが、これは遠赤外線と比べても米粒の1つ1つの味わいがまったく異なります。使おうと思えば10年以上普通に使うことができるので、是非炊飯器には予算をかけてください。
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家電・電化製品の中でも電気代が最もかかる冷房は「エコ度」を気にする
冷房は1馬力で4~6万円、2馬力で6~10万円程度するのが普通ですね。いずれも気にしたいのが価格よりもエコ度です。つまり、どのくらい電気の節約ができるか。ご存知の通り、月の電気代で最もお金がかかるのが冷房・暖房となりますが、例えばあまりエコできない4万円のものと、最新の節電機能を備えた10万円のエコ冷房を比較した場合、後者の方が1~2年程度で元をとれてしまうケースが多々あります。そのため、冷房を選ぶ際は、値段よりも電気代を節約できるものを選びましょう。
テレビは型落ちを探そう。非常に安く買える
昨今は4Kの競争が激しく、年々新機能を備えた最新のテレビが各メーカー競うように続々と販売しています。しかし、4Kやスマートテレビ(ネットに繋がる)などのハイスペックな製品は価格帯も20万円以上と高いですね。
そこでおすすめしたいのが型落ちのテレビです。4Kはまだ対応している番組が少ないので必要ないですし、スマートテレビは音声操作が搭載されていない機能を選ぶと、かなり安く買えます(最新のテレビは音声操作にこだわっているため)。
家具や家電をサブスク方式で揃えるとライフスタイルや気分次第で色々な組み合わせが安価に楽しめます。
家電・電化製品の中でも悩みどころの「洗濯機」はドラム式が最強
家電・電化製品の中でも、「洗濯機」に悩む人は多いですね。日本及び海外とたくさんのメーカーがありますし、ドラム式か縦型、乾燥機能の有無などポイントは幾つもあります。
そこで新生活におすすめしたいのがドラム式です。縦型よりも洗浄力がありますし、乾燥機能が付いている場合、普通の服ならばアイロン不要で着れるほど皺ものばしてくれます。子供ができるまでは共働きとなる家庭がほとんどですので、家事の労力を削る意味でも、ドラム式がおすすめです。ちなみに乾燥機能がないものはさらに安く買えます。乾燥機はお金を貯めて別で買うのがいいかもしれませんね。
サブスク方式の場合、月1650円から利用できます。色々なモデルがあるのでチェックしてみましょう。
新生活に必要な家電・電化製品を揃えるポイント
新婚夫婦が新生活をおくるにあたって必要な家電・電化製品はたくさんあるはずです。これまで一人暮らしをしてきたパートナーがいれば、少し物足りないかもしれませんが、それらを一定期間使い続けるのもいいでしょう。ポイントは「最初にすべてを完璧にそろえようとはしないこと」です。少しずつ買い足して理想の家庭を築くようにするといいでしょう。