本記事では、楽曲「おび」の歌詞を掲載しています。
この曲は、日常の中で上書きされていく記憶や、
現実に飲み込まれながらも残り続ける感情の輪郭を描いた一曲です。
何気ない視線の先や、言葉にしきれなかった思考。
それらが、静かに、しかし確かに存在していることを
音と言葉で表現しました。
楽曲について
「おび」は、
失われたように見えて、実はどこかに残っている感情をテーマにしています。
過去の出来事が幻だったとしても、
現実は容赦なく更新されていく。
その中で、心に残るものは何なのか。
答えを出すための曲ではなく、
ただ「そこにある」感覚を、そのまま置いておくための楽曲です。
おび|Lyrics
薄い帯を君にあげる
忘れないよあの日のことを
ただの幻だったとしても現実が塗り替える
冬の潮風が頬を撫でる
特別なんだねあの日のことは
ただ幻だったとしても現実が塗り替える
行き交う街の人々
それぞれの想いが交差するんだね
交差した先には想いが交錯するんだよ
海辺を歩いたり、街並みを楽しむ事すら新鮮で
悴んだ手をかばいながら、僕らはここにいる
ただ幻だったとしても僕らはここにいる
薄い帯を君にあげる
忘れないよあの日のことを
ただ幻だったとしても現実が塗り替える
薄い帯を君にあげる
忘れないよあの日のことを
ただ幻だったとしても現実が塗り替える
薄い帯を君にあげる
補足・あとがき(歌詞後)
歌詞の中にある情景や言葉は、
特別な出来事ではなく、誰の日常にも潜んでいるものです。
明確な意味や解釈を持たせることよりも、
聴いた人それぞれの記憶や感情と、
自然に重なることを大切にしました。
静かな時間や、ひとりで過ごす夜に、
ふと思い出したときに聴いてもらえたら嬉しいです。

