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無観客でオリンピック開催。世界記録更新がゼロの可能性

無観客でオリンピック開催。世界記録更新がゼロの可能性
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2021年7月23日から8月8日まで開催される東京オリンピック。2020年から続くコロナウイルスの影響を受けて、一部無観客の開催が示唆されています。そこで浮上する新たな問題が、選手たちのモチベーション。今回の世界大会は世界記録を更新する競技が一つもでない、ちょっと残念なオリンピックになる可能性があるそうです。

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選手たちのモチベーションと集中力は、実は「観客」が維持

選手たちのモチベーションと集中力は、実は「観客」が維持

プロのアスリートは自分でモチベーションを高め、維持する方法を知っています。しかし、このモチベーションは試合や競技が始まるずっと前から高め、維持しなければなりません。さらにサッカーや野球のような試合に1時間以上かかる競技の場合は、集中力やアドレナリンを常に分泌しなければ、練習以上のパフォーマンスは出ないと言われています。

そして、この選手たちのモチベーション、集中力、アドレナリンの維持と向上は、実は選手自身だけではなく、観客によって支えられているのです。そのため、無観客でオリンピックを開催した場合は、選手たちにとって一般の人が想像する以上の大きな影響を受ける可能性が高くあります。

オリンピックで無観客が選手たちに与える影響とは

選手たちのモチベーションと集中力は、実は「観客」が維持

オリンピックで競技をする中で、選手たちは観客の歓声で自分たちの「緊張感」と「不安」のレベルを調節し、「アドレナリン」によって通常のパフォーマンス以上の成果を出すことができ、それを「集中力」によって長時間維持します。しかし、無観客の場合、選手たちは静かな舞台で競技をすることになるのですが、この環境に慣れていないため、上記のアドレナリンを出すことも緊張と不安を高次元で維持することもままならなくなります。

例えばサッカーでは無観客の対策として、人工的にノイズをスタジアム内で発生させて歓声を作ったり、マーケットマンを観客席に配置して疑似サポーターを作ったり、普段選手たちの耳には届かない選手紹介アナウンスを放送したりしていますが、いずれも選手たちの脳内で「人工的に作られたもの」と認識してしまうようで、目立つ成果は出ていないのが実情のようです。

2021年の東京オリンピックで無観客試合を開催したら、大会記録の更新が出ない可能性が高い

2021年の東京オリンピックで無観客試合を開催したら、大会記録の更新が出ない可能性が高い

今月下旬から開催される2021年東京オリンピック。仮に無観客試合となったら、多くの競技で大会新記録が樹立されない可能性があります。大会に参加する選手は、メダルはもちろん自己ベスト及び大会記録を塗り替えることも大きな目標として掲げています。その上で観客の歓声というのは非常に重要となることが科学的に分かっています。コロナウイルスの一件が世界的に尾を引いているのが現状ですが、開催するからには何とかして盛り上がってほしいものですね。

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