昔からブタ=デブというイメージが定着していますよね。しかし「そもそもブタはデブなのか・・・?」疑問に思った方もいるでしょう。
そこで今回は「ブタはデブなのか?」を調べましたので紹介しますね。
脅威の数値に、みなさん驚きますよ。
ブタはデブじゃなかった!驚くべき体脂肪率とは?
ここでは家畜として飼育されているブタを基準に見ていきましょう!ブタの体脂肪率は14〜18%程度、野生のブタ13%程度だと言われています。
一般男性の平均は10〜21%、一般女性の平均は20〜30%と言われていますから、ブタの体脂肪率が人間の女性よりはるかに低いことが分かりますよね。
人間であれば、かなり痩せすぎの数値になります。
ブタはデブではなくマッチョ
ブタ=デブとイメージしている人は多いですが、これは大きな間違いです。普段はゆっくり・のんびりしている豚でも本気で走ると20km、野生のブタは40kmのスピードを出すことができます。
原付バイクと同じくらいの速さで走ることができるんですよ。
実は非常に運動神経がいい動物なのです。デブというよりは、筋肉質なマッチョという言い方の方が適切だと言えるでしょう。
適度な脂肪が美味しさのひみつ!
ブタの体脂肪率は、この低さが美味しさのひみつなのです。確かに脂身の多いバラ肉はありますが、ヒレやモモなど赤みメインの部位も多数存在しますよね。
また「牛肉より、豚肉の方が胃もたれせずに食べられる!」という方も多いはず。それは豚より牛の方が体脂肪率が高く、肉が脂肪を多く蓄えているからなのです。
日々感謝して食事を楽しみたいですね!
体脂肪率が高い動物3選を紹介!!
ブタ=デブではないのであれば、どの動物が一番体脂肪を蓄えているのか、気になりますよね?次に「〇〇=デブ」に相応しい動物を探してみました。
さっそく紹介していきますね!
体脂肪率が高い動物①「シロナガスクジラ」
体脂肪率がもっとも高い動物は、哺乳類であるシロナガスクジラです!シロナガスクジラの体脂肪率は35%ほど。
体重が約180トン前後と言われているので、約60トン前後がすべて脂肪という計算になります。60トンの脂肪なんて想像がつきませんよね。シロナガスクジラは冷たい海水から体温を守るために大量の脂肪を蓄えています。
また180トンの体を動かすには相当のエネルギーが必要なはずです。たくさん脂肪分が必要なのも頷けますね。
体脂肪率が高い動物②「アザラシ」
見た目がとても可愛らしいアザラシ、水族館でも人気の動物ですよね。アザラシの体脂肪率は50%と非常に高いです。南極や北極など寒い地域に生息しているアザラシは、寒い環境から自分の身を守るためたっぷり脂肪を蓄えています。
またアザラシの脂肪は北極圏に住む、イヌイットの人たちの貴重な食料にもなっています。
寒い環境で生き抜くための、必要不可欠なものなんですね。
体脂肪率が高い動物③「牛」
ブタよりはるかに体脂肪率が高いのは牛です。一般的な牛は20%〜30%、黒毛和牛になると30〜35%ほどです。
赤みにサシが入った高級な牛肉ほど脂肪分は高くなります。
ヘルシーなイメージがあるサーロイン部位でも40%ほどの脂肪分があるんですよ。草食動物なのにここまで脂肪を蓄えているのはちょっとビックリですよね。
体脂肪率が低い動物3選を紹介!!
体脂肪率が高い動物を紹介しましたが、反対に低い動物はなんでしょうか?
次に体脂肪率が低い動物3選を紹介します。
体脂肪率が低い動物①「チーター」
瞬足で有名なチーターの体脂肪率は5%ほどと動物の中でもかなり低いです。足が速いチーターは筋肉が異常に発達しており、筋肉が体の70%近くを閉めています。
体全体がほぼ筋肉なんですね。
これなら脂肪もすぐに燃焼されてしまいます。
体脂肪率が低い動物②「馬」
チーターに続いて、次の動物も走ることに長けている馬です。馬の体脂肪率は5〜8%とかなり低いんですよ。
特に競走馬は日々走るためのトレーニングで、筋肉を鍛えています。
食用でも「馬刺しはヘルシー」だということは有名な話ですよね。
体脂肪率が低い動物③「鶏」
鶏の体脂肪率は5%です。低脂質・高タンパク食材としても人気が高いですよね。
特にささみ部分は脂肪分がかなり少なく、重宝されています。
しかし皮部分に脂肪分が集中しているので同じ部位を食べる場合でも皮の有無で脂肪分は大きく変わってしまいます。
めざせ!ブタの体脂肪率!
今回ブタの体脂肪率が低いことが分かりました。ブタと同じ体脂肪率になれば、かなりスタイルのいいモデル体型になれるでしょう。
体脂肪率を落としたい方にはこちらがオススメ!
自分の体脂肪を把握して管理するのも大切ですね!
食事管理も忘れずに!断然タニタがオススメです!
まとめ
今回は「デブじゃない!?豚の体脂肪率は意外な数値だった!」について紹介しました。
ブタ=デブというイメージは間違いで、本来はかなりマッチョな体型なんですね。体脂肪率の高い動物・低い動物を比べてみると、人間は高めの分類になってしまいますね。
みなさんもぜひ、自分の体脂肪率を気にかけてみてはいかがでしょうか?