投資といえば、株やFXといったオンライン上で取引する方法や、アパートやロッカー経営などが知られていますね。今回紹介するのは海外投資のすすめ。比較的少ない投資で夢と利益を得ることができるとあって、昨今人気の投資法となっています。
2000年代に入って、急速に発展を続けている東南アジア。特にベトナムやラオス、ミャンマーにインドネシアといった物価の安い国は、日本人のマンション投資に非常におすすめができます。マンション投資というと高級マンションを購入して、値上がりしたら売却する『投機』が一般的。「何千万円も用意しなきゃいけないんでしょ?」、「すぐに売れるか分からないじゃん」といった不安もあるでしょう。
日本だと東京や大阪といった都心の高級マンションだと億ションもざらにありますね。しかし、東南アジアを見てみると、都心のど真ん中であっても1戸およそ2000万円以下で購入することができます。発展途上国ではまだまだマンションの歴史が浅いため、現地人の多くは戸建に居住し、マンションに暮らすというのが一般的になったのはここ最近のこと。そのためマンション価格はそれほど高くなっていなく、海外投資家や現地の若年富裕層が購入しているのが現状にあります。
日本ではマンション価格は経年により下がる傾向にありますが、東南アジアではその逆。何年もマンションを維持できているということは、「不動産会社がしっかりと管理している」、「火災や欠陥住宅の心配がない」とのことから、マンション価格は年々値上がりしています。また、日本は長らくデフレに陥っている一方、発展途上国は毎年数パーセントのインフレを維持しています。マンションもそれに合わせて毎年最低でも数パーセント上がっていますし、都心のマンションでは購入してすぐに20%以上の価格を上げて売却することも可能です。
マンションを購入して売却価格が上がるまでは、賃貸として貸し出すのも有効です。日本人がオーナーだと信頼を勝ち取るのも容易いため、特に日本人や韓国人、中国人の賃借人はすぐに見つけることができることでしょう。また、もしなかなか見つけることができない場合は、宿泊施設として貸し出すのも可。1泊から数か月の中長期滞在者も、最近はホテルではなくアパートメント(マンション)を選ぶ傾向にあります。
ただし、海外マンション・不動産は実際そう何度も下見に行くことができませんので、まずは頼れる不動産会社をパートナーにすることが重要。東南アジアの都心には必ず日本人経営の大手不動産会社がありますので、多少手数料が高くとも、そちらに相談するのが失敗しない条件の1つとなるでしょう。