近年脳を活性化させる目的で、大人向けのクイズが注目されています。答えを考えることにより、脳が活性化され老化防止や物忘れ防止に役に立つからです。
どうせならタメになるクイズで、脳を活性化させたいですよね?
そこで今回は「なんて読むか知ってる?大人でも難しい漢字解読クイズ10選」をご紹介します。ぜひクイズに挑戦して、脳の活性化を目指しましょう!
Q1.【柳葉魚】なんて読む?
①めざし
②ししゃも
③しらす
答え.②ししゃも
柳葉魚でししゃもと読みます。
アイヌ民族の「柳の葉からつくられた魚」という伝説をそのまま漢字にしようし、柳葉魚と書かれるようになりました。
確かに形が少し葉っぱのように見えますよね。
Q2.【金亀子】なんて読む?
①ウーパールーパー
②こがねむし
③ヤドカリ
答え.②こがねむし
金亀子はこがねむしと読みます。
黄金虫と表現することもありますね。光沢のある甲羅のような見た目が漢字の由来だそうですよ。
言われてみると「あ〜」ってなりますね!
Q3.【烏賊】なんて読む?
①たこ
②えび
③いか
答え.③いか
烏賊はいかと読みます。
こちらは中国の故事を元に名付けられたと言われています。いかを突こうとした鳥を海に引きづり込んでしまったという話から、「鳥を襲う賊」と書いて烏賊(いか)となりました。
ちなみに中国語でも、同じ漢字を使って表すんですよ。
Q4.【蝸牛】なんて読む?
①なめくじ
②かたつむり
③いもむし
答え.②かたつむり
答えはかたつむりです。
「渦」に似た漢字が使われているので、なんとなく分かりますよね。
「なんで牛?」と感じましたが、牛のようなツノがあるので漢字が使われるようになりました。
Q5.【倉鼠】なんて読む?
①モルモット
②うさぎ
③ハムスター
答え.③ハムスター
倉鼠と書いてハムスターと読みます。
こちらも中国から伝わった漢字になります。頬に餌を溜め込む姿を、食料を備蓄しておく「倉」に例えて、この漢字が使われるようになりました!
頬を倉に例えるなんて面白いですよね。
Q6.【蜆】なんて読む?
①しじみ
②みみず
③みのむし
答え.①しじみ
蜆はしじみと読みます。貝類はなぜか「虫」がつくんですよね。
昔の人は「虫」を小さいものという意味合いで使っていたので、貝の漢字にも「虫」がついていると言われています。「浅瀬で見つけることができる小さな貝」という意味で蜆と書くようになったそうです!
ちなみにしじみの名前は「ちぢみ」から来ています。煮ると身が縮むことからきているんです!
Q7.【海豚】なんて読む?
①イルカ
②フグ
③セイウチ
答え.①イルカ
海豚と書いてイルカと読みます!
河豚(フグ)と間違えた方もいるでしょう。
イルカとフグ、どちらも豚に似ているという理由で、漢字に豚が使われています。個人的に豚に似てるとは思いませんが、昔の人はそう感じたんですね。
ちなみに河豚(フグ)に、海ではなく「河」が使われている理由は、昔中国では川に生息するフグの方がポピュラーで親しまれていたからと言われています。
Q8.【河馬】なんて読む?
①カピバラ
②カバ
③ワニ
答え.②カバ
河馬はカバと読みます!
漢字の通り「河にいる馬」という意味ですね。
ちなみにカバは英語でヒポポタマス(Hippopotamus amphibius)ですが、こちらも意味的には同じ「河にいる馬」という意味になります。
Q9.【長尾驢】なんて読む?
①ビーバー
②ラーテル
③カンガルー
答え.③カンガルー
長尾驢はカンガルーと読みます。
「驢」はロバという意味があり、「長いしっぽのロバ」という意味になります。
お腹に袋がついているので「袋」という漢字が当てられているかと思いきやこれは意外ですよね!
Q10.【菠薐草】なんて読む?
①ほうれんそう
②かすみそう
③いんげん
答え.①ほうれんそう
答えはほうれんそうです!
ほうれんそうは「ほうれん草」と書くことが多いですが、正式には「菠薐草」です!菠薐草は中国からやってきた漢字で「ホリン」「ホーリン」と呼びます。
「ホーリンソウ」が日本では「ほうれんそう」になったんですね!
漢字解読クイズで頭を鍛えよう!
ここまでに出題した10問の漢字クイズ、みなさんは解けましたか?ちょっと物足りなかったという人のために、大人向けの漢字クイズ本をご紹介します。
漢字解読クイズで、知識をつけながら脳トレしましょう!
漢字クイズは物知りにもなるし、脳トレにもなるので一石二鳥ですね!
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近年はパソコンやスマホに打ち込むだけで、漢字が変換されてしまうので、書けない・読めない人が増えてきてるみたいですよ。あなたのスキルになること間違いなし!
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まとめ
今回は「なんて読むか知ってる?大人でも難しい漢字解読クイズ10選!」を紹介しました。
日本人でも分からない・読めない漢字がたくさんある事を思い知らされましたね。またほとんどのものが、中国からそのまま伝わってきていることも分かりました。
「どうしてこの漢字を使うのか?」「なんでこんな名前なのか?」深掘りして考えても楽しいですよ。
ぜひ試してみてくださいね!