2020年以降、自宅でのリモートワーク(在宅勤務)が広がっています。
「朝夕の通勤ラッシュから開放され、その時間を自分のために使えるようになった!」
という声がある一方で、
「コミュニケーションの総量が減り、連帯感や一体感を感じられなくなった」
「文章のやり取り中心でストレスが増えた…」
といった声も多く出てくるようになりました。
リモートワーク中のコミュニケーションが良好であれば、働きやすさ、チームワーク、仕事の効率アップにつながりますね。
そこで今回は、リモートワークのコミュニケーションを良くする方法についてまとめてみました。
感謝の言葉を伝える
相手が何かをしてくれたら、
「ありがとうございます!」「助かりました!」「感謝!」
といった言葉を伝えましょう。
コトの大小や頻度、回数は気にせず、積極的に伝えていただいてOKです。
お礼の言葉はポジティブなものなので、受け取る側が悪く思うようなことはありません。
リアクションを用いる
グループやチームの情報共有や報連相のためにビジネスチャットツール(Slack、Chatwork、Teamsなど)を使われていると思います。
これらには「リアクション」という、絵文字で気持ちを表現できる機能があります。
このリアクションを使って「了解」「よろしく」「ありがとう」「読みました」「いいね!」などを伝えてあげると、書き込んだ相手も「あ、ちゃんと読んでくれた」「反応してくれた」という確認が取れます。
顔が見えない状態では相手の感情が読み取れず不安を抱きがちになるので、リアクションがあると、送った相手はホッと安心します。
そして、そのリアクションをつけてくれた人に対して好意的な気持ちが積み上がっていきます。
文章に動きをつける
オフィスで対面で働いているときと比べて、リモートワーク中は文字によるやり取りが相当増えているのではないでしょうか。
文字は感情が削ぎ落とされるので、言葉で伝えていたときと同じように文字だけを送ると、相手には固く無機質なものとして受け取られてしまいます。
「○○の件をよろしく」
と書かれるよりも
「○○の件をよろしく!」
の方が、気持ちが乗せられている感じがしませんか?
なので、できるだけ絵文字や感嘆表現(!や?)、口語表現を用いて動きをつけることを、意識的に行っていくとよいと思います。
相手の言葉をまずは受け取る
WEB会議では、相手との「間(ま)」が取りにくいと言われます。
対面のときよりもスピードを落として、相手が話しきってから自分が話すというキャッチボールを意識すると円滑に進みます。
また、映像をOFFにして音声のみで行うようなときは、相手がどのような表情で言葉を発したかがつかめないため、「どう感じているんだろうか」とマイナスの方を考えがちになります。
そこで、まずは「そういうことですね」「了解です」「なるほど」など、相手の言葉を受け取ったことを伝えてあげましょう。
この一言だけでも、相手は「ちゃんと聞いてくれた」と感じて、感謝の気持ちを持つようになります。
まとめ
WEB会議やチャットでの話し方、書き方についてまとめてみました。
いずれにしても、自分からの働きかけが大事ですね。
まず、自分から投げかけ、良い関わりを持っていくことで「返報性の原理」が働いて、相手からも良いものが返ってくるのだと思います。
毎日コツコツと続けて、良い関係性のもとで気持ち良い仕事環境を作っていってください!