近年は日本でもグローバル化が進んできており、年々日本にビジネス目的で訪れる外国人は増加傾向にあり、また日本人も積極的に世界に進出しています。5年後、10年後には、もしかすると英語だけでは外国語スキルが不十分な可能性もあるでしょう。そこで、今回は英語を含む“外国語”を最短で覚えるポイントをご紹介します。
「えっ、それって逆効果なんじゃ」と思うかもしれませんが、実は欧米では普通の学習方法。欧米では3か国語、4か国語を話せる人がそれほど珍しくありません。第2言語である英語と自分が覚えたいそれ以外の言語を同時に学習することによって、言語学習スキルの相乗効果が見込めます。
本来ならば外国人の友人を作るのがベストですが、なかなか簡単にはいきませんよね。それであれば、日本人でもかまいませんので、外国語を共に学習する友達を作ってみましょう。そして、できるだけ友達と話すさいは英語、もしくは外国語で会話をするように、友達との間でルール付けしてみてください。
米国や英国といった英語がネイティブの国のテレビドラマを見ましょう。その際は英語スピーキングの英語字幕に設定することが大切です。字幕を日本語にしてしまうと、どうしても英語が耳に入ってこなく、無意識のうちに日本語を目で追ってしまうので効果はいまいちです。また、テレビドラマはできれば日常会話が多いホームドラマがおすすめです。
Facebookやインスタグラム、そのほか外国のSNSを利用すれば、外国人とメッセージチャットを介して話すことも容易にできます。まだ会話に不安がある方に特におすすめできますし、会話の中では教科書には載っていない口語表現もたくさん使われるでしょう。「え、こんな言い方あるんだ!」と新たな発見に何度も気づかされるはずです。ちなみに一度にたくさんの外国人の知り合いを作るのであれば、Facebookがおすすめです。Facebookには気の合う仲間を見つけるグループ検索機能があります。そこで「外国語を学びたい人」、「外国人と友達になりたい人」といったグループに参加したり、学びたい言語を検索すれば、その言語のネイティブの人が作ったグループを見つけることができるでしょう(現地語で入力)。
ビジネス会話までスキルを発展させたいならば、ある程度の時間と実践経験が必要ですが、単純に友達や現地人と日常会話をする程度であれば、半年くらい勉強すれば意外とできるものです。一度コツさえつかめれば、学習意欲はさらに向上しますし、それに伴い理解度も比例して伸びていきます。是非英語及びそれ以外の外国語を同時に学ぶところからはじめてみてください。