あなたが好きなアーティストは、何をきっかけに知りましたか?
テレビやラジオ、ライブや音楽フェス、友人や家族からのなどからのおすすめなど、さまざまな情報で知ったと思われます。
では情報感度が高いと思われる、いまどきの【Z世代】は、一体どのようにして好きなアーティストに巡り合っているのでしょうか。
詳しく調査していきたいと思います!
新しい音楽はSNSで見つけている!
Z世代は、幼い頃からスマートフォンに触れ始めていたので、学生時代にはYouTubeをはじめとした、SNSを利用する機会が多いこともあり、【動画慣れした世代】でも関心を集めています。
動画を普段から見るのが、日課となっているZ世代では、好きなアーティスト&バンドのYouTube動画や、TikTokのおすすめ動画などから、自分の好きな音楽を見つけているようです。
ちなみに【TikTok】では、自分がよく聞いているメドレーや、TikTokのなかで流行っている曲の特集なども、注目を集めているようです。
2020年2月には、Instagramのストーリーズで使える新しい機能、【MUSIC(ミュージック)】が登場しました。
ストーリーズにサウンドトラックなどを追加し、音楽と共にに今の気分を投稿出来るようになりました。
友達のストーリーズを見て、自然に新しい音楽を知る機会もよくあるので、リアルZ世代は、ラッパー・Rin音・唾奇らの曲を、ストーリーズで見ていることが判明しています。
そこには、ラッパーならではのゆるさ・エモさなどを、Z世代が出したい、”Instagramのおしゃれ感”とマッチしているのと、いま現在、コロナ渦で家にいる時間が長くなり、【チルな写真】を撮るためでは?、との見解です。
※「チルな写真」とは、「ナチュラルで自然体な写真」といった意味合いです。
”推し”のアーティスト専用のSNSアカウントがあるのが当たり前!
【推し】とは、一推しメンバーの略語であり、「推しメン」をさらに略した言葉になります。
かつてより使われていましたが、AKB48全盛期の2010年頃から、一般的にも知られるようになりました。
最近ではアイドルのみならず、バンド・アニメキャラク・ゲームキャラを始め、インディーズバンドなどにも使われるようになりました。
いまでは、そのジャンルの中でも”特に好きなものを指す”言葉としても使われています!
上記の図を見ると分かりますが、”SNSで好きなアーティストをフォローする”割合が、なんと約8割も占めています。
Twitterでは、「推し専用アカウント」を保持する人が大半であr、推し情報のRT(リツイート)や、推しファン同士でやりとりをするのが当たり前となっている模様。
リア友と呼ばれる、普段会っている友達に”オタク”だと知られたくない場合はもちろん、興味ない人にまでその情報を回すのが申し訳ない気持ち、またSNSなどではそこまで仲良くない人とも繋がるため、その人たちに”推しツイート”を見られたくないというのがあるのです。
しかも、たくさんの人をフォローしていると、推しツイートが流れてしまうことがあるため、【見る専用アカウント】を作っている、という理由だそうです。
【Z世代】に人気なのは、定番の恋愛ソング&メンヘラソング!
Z世代へのアンケートによれば、紅白出場経験がある「Official髭男dism」「あいみょん」「Mrs. GREEN APPLE」など、人気バンドやアイドル、韓国アイドルのみならず、歌も投稿しているYouTuber、「若手バンド」などと、好きなアーティストや恋愛ソングは様々なことが判明。
「メンヘラソング」「病み系ソング」を聞いている人は、Z世代の約3割と少なめでしたが、あいみょんの「貴方解剖純愛歌~死ね~」、My Hair is Badの「復讐」は、Z世代から人気のメンヘラソング 、病み系ソングでした。
このような歌詞に引かれる理由には、曲調や歌詞などへの共感が多く挙げられていました。
*まとめ*
いかがでしょうか?
現代の10代~20代は、音楽から受ける影響が非常に大きく、新しいヒットを続々と生む世代でもあります。
今後はSNSを通じ、Z世代が生み出していく「新しいヒット」を期待する世の中になっていくことでしょう。
彼らの抱く、”新たな発想”を大切にしてあげることも、ほか世代は大切であると思います。