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【大人の雑学】映画やドラマに登場する無線インカムをつけた人たち。実際は嘘?

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映画やドラマを見てみると、刑事がインカム・トランシーバーを装着して遠方の仲間と連絡のやり取りをする光景はお馴染みですよね。しかし、実はこのやりとりは実際はできないかもしれません。今回は日本の刑事ドラマやハリウッド映画にまつわる意外な真実をお届けします。

目次

豆知識:インカムとトランシーバーは同じ意味

インカムとトランシーバーは同じ意味

インカムとトランシーバー、無線機など幾つか言葉がありますが、実はこれらはすべて同じ意味となります。無線機は無線通信する機械の総称なので、インカムとトランシーバーは小型無線機と呼ばれています。そして、インカムといえば耳掛けイヤホンをしてピンマイクで会話をしているイメージで、トランシーバーは本体に口を近づけて会話をしているイメージですよね。実際はこれも機体自体は同じなので、インカムもトランシーバーも同じ意味となります。無線業界ではインカムという言葉はあまり使わず、「トランシーバー」、「無線機」といった言葉が一般的。インカムは俗語のような括りとなります。

ドラマで刑事がインカムで話すのは実は無理がある?

ドラマで刑事がインカムで話すのは実は無理?

ドラマで刑事がインカムで遠方の仲間と連絡をするあの見慣れた光景。実は実際はそううまくはいきません。例えば日本国内で言えば、日本の移動型無線機は電波法という法律で出力は5Wが最大となります(法人が持てる業務用簡易無線機)。これは警察無線でも同じです。しかし、この5Wのインカムであっても、届く距離は実は1~3キロ程度が限界。遠くのパトカーや警察署に待機している仲間や上司と連絡をとるのはちょっと困難です。また、3キロといっても、これはゴルフ場や海辺など障害物が何もない、だだっ広い場所で連絡を図った場合。町中やビルの中であれば、せいぜい数百メートルが限界です。

普通のインカム・無線機ではドラマに出てくるようなイヤホンを付けて、遠くの相手とやりとりするスタイリッシュなやりとりはちょっと困難であることが分かりました。

もちろんインカムの中には電波塔を経由して全国でやりとりができるタイプもありますが、インカム本体が非常に大きくなってしまい、とても腰に提げることはできなくなりますし、今では携帯電話が普及しているので、使う場面としては災害時用くらいのもの。ドラマで見かけるあの風景は、あくまでもドラマの中だけということはちょっと残念かもしれませんが、新しい豆知識として覚えておいて損はないかもしれませんね。

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